【国内空港初】福岡空港国際線に警備ロボット×AI警備システムを導入/次世代警備の実証実験を開始
株式会社にしけい(以下「にしけい」)は、福岡国際空港株式会社(FIAC)が管理・運営する福岡空港国際線旅客ターミナルビルにおいてAI警備システムと警備ロボットを連携させた次世代警備システムの実証実験を開始しました。
本取り組みは、SEQSENSE株式会社、ugo株式会社、株式会社アジラの各社サービスを併用するもので、空港における事例としては国内初となります。
※空港において、AI映像解析システムと複数の警備ロボットを併用する事例として国内初(2026年6月現在、当社調べ)
導入の背景
九州・アジアの主要拠点である福岡空港国際線旅客ターミナルビルは、2025年3月のグランドオープンに伴い、延べ床面積が従来の約2倍(約132,000㎡)へと大幅に拡張されました。
商業エリアの拡大やインバウンド需要による旅客数の急増に伴い、広大な館内における死角のカバーや混雑時の安全確保など、防犯・安全管理体制のさらなる強化が不可欠となっています。
本システムの導入は、この広大かつ高密度化するターミナルにおいて、途切れることのない確かな安全を提供するために実施するものです。
にしけいが半世紀の歴史で培ってきた警備の知見に、AIの24時間映像解析とロボットの機動力を併用することで、警備業務そのものの質をさらに高め、利用者がより安心して過ごせるターミナルの実現を目指します。
今回の取り組み内容
監視カメラの「AI映像解析」と、機動力のある「警備ロボット」をそれぞれ活用し、現場警備隊員が臨機応変に対応することで、以下の取り組みを可能にします。
1. AI×ロボットの連携による不審行動・異常の早期検知と現場急行
アジラの行動認識AI警備システムがターミナル内の監視カメラ映像をAIが24時間解析し、暴力・転倒・侵入などの異常行動を検知します。検知した情報は警備員へ即時通知されると同時に、周辺を巡回中のugo社製警備ロボットと共有。リアルタイム映像を送信するなど、初動対応の迅速化と利用者の安全確保を支援します。
2. 広大なターミナルにおける自動巡回と異常な滞留・徘徊の検知
長時間の立ち止まりや徘徊など、通常の旅客動線から逸脱した行動をアジラのAIが検知します。また、SEQSENSE株式会社の警備ロボット「SQ-2(エスキューツー)」が広大な館内を定時・不定期に自動巡回することで、監視カメラの死角になりやすいエリアの異変も早期に把握。人間の目だけでは見逃しやすい微細なリスクを確実につかみます。
3. 混雑状況のリアルタイム把握と最適な誘導・警備配置
AIによる人数カウントや混雑状況の検知を活用し、混雑度合いをリアルタイムで把握します。混雑の予兆を捉えた段階で防災センターの判断により警備配置の最適化やロボットによる案内・注意喚起を実施し、旅客誘導や施設運営の効率化を図ります。
4. 夜間帯における自動モニタリング・巡回体制の強化(24時間警備の実現)
監視カメラによるAI解析を行うほか、夜間閉館時や巡回の手が薄くなりやすい時間帯において、ロボットによる確実な自動巡回警備も実施します。24時間途切れることのない多角的な自動モニタリング体制により、警備全体の質をさらに高め、強固なセキュリティを維持します。
連携企業・システムについて
■ 自律移動型警備ロボット「SQ-2(エスキューツー)」 (SEQSENSE株式会社)
高度な自律移動技術を搭載し、人流の多い環境でも安全に自動巡回・立哨(りっしょう)警備を行えるロボットです。独自の3DLiDAR『SQ LiDAR』を活用した空間認識技術で、固定カメラの死角になりやすいエリアの監視や、夜間帯の確実な巡回セキュリティを担います。
| 代表者 | 代表取締役社長 中村 壮一郎 |
| 公式HP | https://www.seqsense.com/ |
| 代理店 | テイケイ株式会社 |
■ AIロボット「ugo(ユーゴー)」 (ugo株式会社)
独自の遠隔操作技術とAI自動巡回を掛け合わせたハイブリッド型のAIロボットです。移動カメラとしての巡回監視はもちろん、多言語による案内発話機能を備え、空港内における保安業務の高度化とインバウンド対応(旅客案内)の両面をサポートします。
| 代表者 | 代表取締役CEO 松井 健 |
| 公式HP | https://ugo.plus/ |
| 代理店 | 大成株式会社 |
■ 行動認識AI警備システム「AI Security asilla」 (株式会社アジラ)
既存の防犯カメラ映像をAIが24時間解析し、暴力、転倒、侵入などの異常行動や不審な滞留を瞬時に検知するシステムです。人の目では見逃しやすい異変を捉えて即座に通知し、限られた人員でも高い安全性を維持できる次世代セキュリティソリューションです。
| 代表者 | 代表取締役CEO 尾上 剛 |
| 公式HP | https://jp.asilla.com/ |
株式会社にしけいについて
株式会社にしけいは、1968年の創業以来、九州全域を中心に社会の安心・安全を支え続ける総合警備会社です。福岡空港においては、1971年の国際線就航時から半世紀以上にわたり、航空保安検査や施設警備を一手に担ってまいりました。長年培ってきた「確かな警備の知見」をベースに、近年では最先端のAI技術や警備ロボットを積極的に融合させ、時代の変化に応じた「次世代のインフラ警備」の構築と、さらなる安全性の向上に努めています。
■ 株式会社にしけい
| 所在地 | 福岡県福岡市博多区店屋町5番10号 |
| 代表者 | 代表取締役社長 遠藤 泰昭 |
| 公式HP | https://www.nishikeinet.co.jp/ |
福岡国際空港株式会社について
福岡国際空港株式会社(FIAC)は、福岡空港の運営を担う企業です。「比類なき東・東南アジアの航空ネットワークを有する、東アジアトップクラスの空港」を目指し、飛行機が発着する滑走路の管理から、お買い物や食事を楽しめるターミナルビルの運営まで、空港全体を一体的に管理・運営しております。
福岡空港は、英国SKYTRAX社が実施する空港格付制度「World Airport Star Rating」のRegional Airport部門において、世界最高評価となる「5スターエアポート」を初めて獲得しました。なお、国内での「5スターエアポート」獲得は4空港目で、西日本エリアにおいて初めての獲得となります。
国際線ターミナルビルは2025年3月28日にグランドオープンを迎え、延べ床面積は従来の約73,000㎡から約136,000㎡へと拡張されました。免税店エリアは従来の約4倍に広がり、フードコートも新設されるなど、利便性と快適性を兼ね備えた施設へと生まれ変わっています。
■ 福岡国際空港株式会社
| 所在地 | 福岡県福岡市博多区大字青木739番地 |
| 代表者 | 代表取締役社長執行役員 田川 真司 |
| 公式HP | https://www.fukuoka-airport.co.jp/ |
本件に関する問い合わせ先
株式会社にしけい 営業本部
担当:井下/藤木
TEL:092-281-8505
Email:eigyohonbu@nishikeinet.co.jp